北海道産「ゆめちから」はどんな味?超強力粉にぴったりなレシピも

北海道産ゆめちからのおすすめレシピ

北海道産の「ゆめちから」強力粉は、名前の通り力強い粘りが期待できそうです。

今回は「ゆめちから」がどんな風味があり、小麦粉としてどんな特徴があるのかを調べてみました。

実際に「ゆめちから」を使用して作ったイングリッシュマフィンのレシピも載せています。

強力粉に興味がある方はぜひ参考にしてください。

ゆめちからの特徴

北海道産「ゆめちから」

「ゆめちから」は北海道で開発され、優良品種に認定されている小麦の品種です。

小麦粉の種類では「超強力粉麦」に分類され、グルテンが多いため、焼き上がりがふっくら・もちもちします。

「ゆめちから」の特徴

  • 高タンパク質で吸水率が高い
  • 弾力のあるもちもち食感
  • パンだけでなく中華麺にも向いている
  • ブレンドに適している

「ゆめちから」を使うと弾力が出るため、パンだけでなく中華麺などの麺づくりでブレンドして使われることも多いです。

北海道産「ゆめちから」の成分表

蛋白は12.5 ±1.0%、灰分0.45 ±0.05%と表記があります。

表示からも、高タンパク質であることが分かります。

「ゆめちから」はどんな味?

「ゆめちから」はどんな味なのでしょうか?気になったので実際にイングリッシュマフィンを作ってみました。

実際に食べた感想は・・・

  • しっかり弾力がある!
  • もちもちしていて力強さを感じる
  • 小麦の風味が強く残る

パンの香りが強く弾力も感じられました。

ただ、弾力が強い分、焼く前に発酵が足りないと食べた時の食感に物足りなさも感じられました。初心者の私には扱いが少し難しかったようです…

では、気を取り直して「ゆめちから」で作ったイングリッシュマフィンのレシピをご紹介します。

オーブンなし!「ゆめちから」で作るイングリッシュマフィンのレシピ

弾力が強い「ゆめちから」でイングリッシュマフィンを作りました。

もちもちの食感がやみつきになりそうです。材料をご紹介します。

材料(6~7個)

強力粉300g
きび砂糖大さじ1
200ml
ドライイースト2g
小さじ1
こめ油10g

「ゆめちから」で作るイングリッシュマフィンのレシピ

①準備:30度のお湯にドライイーストを溶く

②混ぜる:全ての材料と①を、なめらかになるまで10分~15分手でこねる

パンをこねる

③一次発酵:ボウルに薄く油(分量外)を塗り2倍の大きさになるまで約1時間寝かせる

パンを寝かせる

発酵のおすすめの方法は、大きな保冷バッグを使うこと。

パンを寝かせる方法

この中に、湯たんぽを入れて、

パンを発酵させる方法

入口に温度計を入れれば、

パンを発酵させる方法

外気温に左右されることなく、安定した温度で発酵することが可能です。

ちなみに、ラップの上から発効前の生地の大きさをなぞっておくと発行後の目安になるので、ぜひお試しください。

ふくらんだパン

一回り大きく生地が発酵していることが簡単に分かります。

④ベンチタイム:ひとまわり大きく発酵したら、生地をボウルから取り出し、6~7分割(一個あたり約75g)に分けます。濡れ布巾をかけて10~20分寝かせます。

⑤生成:表面を、ピンと張るように、空気を抜くように丸め直します。

⑥二次発酵:ひとまわり大きくなるまで発酵させます。おおよそ1時間。

「ゆめちから」は弾力が魅力の一つなので、しっかり発酵させた方が美味しいです。

⑦焼く:パンの上下の表面に、コーンミル(今回は無かったのでアーモンドプードルで代用しました)をふりかけ、フライパンで焼きます。

イングリッシュマフィンを焼く前

弱火で片面7~8分ほど焼いていきます。

イングリッシュマフィンを焼いた後

焼き色が付くまでじっくり弱火で焼いていきましょう。

⑧焼きあがったイングリッシュマフィンを半分に切り、間にお好みの具材を挟んで完成です。

イングリッシュマフィンのサンドイッチ

アボカド、レタス、トマト、玉ねぎスライス、ハンバーグなどをトッピングしています。

パンをこねる時のペストリーボードは、こちらから見られます▽

北海道産「ゆめちから」のまとめ

北海道産「ゆめちから」はタンパク質が豊富で弾力が強い超強力粉に分類されます。

実際に使ってみて、焼き上がりがふんわりボリューム感が出たり、食感にももちもち感があることが分かりました。

今回はイングリッシュマフィンに「ゆめちから」100%で作りましたが、少しアレンジをして他の粉とミックスしたり、弾力を活かしてベーグルにしたりと、特徴を活かしたパン作りをしてみたいです。

「ゆめちから」はこちらから詳細が見れますので、気になっている方はぜひご覧ください。