歩く世界遺産として有名な、島根県の石見銀山(いわみぎんざん)。
島根県の中心地である松江市から車で約1時間30分ほど。
市内から離れた場所にあるものの、平日でも多くの観光客でにぎわう人気の観光地として栄えています。
そんな石見銀山を訪れたら、絶対に立ち寄りたい素敵なカフェがあります。
世界遺産の町で贅沢な時間を過ごすなら、景色が最高な群言堂カフェで決まり
世界遺産のおもむきのある街並みに馴染んだ、贅沢な時間を過ごせる「群言堂カフェ」。
外観は街全体の雰囲気に溶け込んでおり、一見カフェやレストランには見えないかもしれません。
しかし、一歩中へ入るとそこには、歴史や文化を肌で感じられる芸術的なカフェが広がっています。
旬の食材を使用した季節のメニューがたのしめる
メニューは季節によって変わるようです。
春に訪れた時のメニューは、こちらの2品でした。
- いのししスパイスカレー
- ハヤシライス温玉のせ
メニューの数は少なめですが、その分一つひとつのメニューの食材にこだわりがあるようです。
今回は夫婦それぞれ、一つずつメニューを注文してみました。
島根県産のイノシシを使った「イノシシカレー」
スパイスが効いたピリ辛味が独特なイノシシ肉の香りと調和し、とても食べやすかったです!
島根県産の野山で育った猪を使った、イノシシカレー。
イノシシカレーを食べる機会が少ないので、食べる前は不安に感じていましたが、
ピリ辛な大人味と複数のスパイスが相まって、とても食べやすい印象を受けました。
トマトベースの酸味が効いたハヤシライス温玉付き
牛肉たっぷりのハヤシライスは満足感がありました!
トマトの酸味が効いた、牛肉たっぷりのハヤシライス。
正直なところ特別な工夫が感じられる味ではないようでしたが、食べ慣れている安心感のある美味しさでした。
付け合わせの自家製ピクルスの相性が良く、レンコン・ニンジン・玉ねぎが小鉢に盛り付けられていました。
石見銀山ならではの癒しのポイント
群言堂カフェの魅力はメニューだけではありませんでした。
カフェから眺める、石見銀山の自然やおもてなしで飾られていた生け花など、空間全体が癒しを与えてくれました。
箸置きには季節の桜の花が…!長旅で疲れた心が一瞬で癒されました。
カフェの席から眺める風景も絶景です。四季の風景を美味しい食事と共に楽しむことができました。
食事をしたら館内を散策してみるのもおすすめ
群言堂本店には、カフェのほかにも素敵な場所があるので、ぜひ散策されることをおすすめします。
併設しているお店
- カフェ・レストラン
- ブティック
- 暮らしの雑貨店
- 休憩スペース
一点物を扱う素敵なお洋服が揃うブティックや、職人手作りの日用品を扱う雑貨店などもあります。
食器、調理器具、布、フレーム、食品など様々な日用品が並べられているなか、今回こちらの花瓶に一目ぼれをして購入をしました。
高さ15㎝ほどの花瓶なのですが、花びらのようなデザインが愛らしいですね。
島根県江津市にある石見焼窯元の「石州 嶋田窯」と「群言堂」がコラボをした特別な作品とのこと。
野山の花をちょこんと飾るだけで、華やかに引き立ててくれそうです。
他のカラーも素敵で、どれも本当に欲しくなるものばかりでした。
開放的な休憩スペースもある!
建物の二階に上がると、そこに広がるのは開放的な休憩スペースがありました。
壁に立てかけられた本棚には、群言堂を創業された「松場登美さん」の数々の著書がありました。
私達が石見銀山を訪れたのも、松場さんの本がきっかけでした。
著書の中で松場さんは石見銀山への強い想いをお話しており、それを読んでぜひ一度この目で見てみたいと感じたからでした。
石見銀山を出る途中、世界遺産の街並みを見ていると、そこには珍しい色の鳥が…!
自然豊かな石見銀山を観光することができ、心がリフレッシュできました。
心を癒したい方は、ぜひ群言堂カフェで癒しのひと時を過ごしてみてくださいね。